記念大会の参加者一堂の記念写真
東京ミニバレー協会と一般社団法人全日本ミニバレー協会が共催して開催するミニバレー誕生50周年記念・[第30ミニバレー全国フェスティバル]が、令和4年11月20日(日)3年ぶりに東京都目黒区中央体育館で開催された。(28回、29回大会は東京協会に限定して開催)
今年は、東京ミニバレー協会30周年の記念の年にもあたり、それぞれが節目の意義深い大会となった。ただ、コロナ禍のため参加人数が体育館側から150人までと指定されており、まだまだコロナの影響下にある大会となった。また、恒例の懇親会は出来なかった。
大会は、①男子②女子③混成160歳未満④160歳以上⑤200歳以上フリーの部の5部門に33チーム134人がエントリー。
中央体育館は、これまでも会場として使用していたが、2020東京オリンピック・テコンドー競技の練習会場になったため、全面的にリニュアルされ、明るく色彩や観覧席なども
整備され清潔感溢れる会場となった。
開会式には、顧問の鈴木隆道氏、佐藤昇、鈴木まさし(二人はともに目黒区議)参議院議員鈴木宗男氏秘書赤松信次氏ら来賓も出席。杉本東京協会会長、小島全日本協会会長が挨拶。アメリカ人のジェイソン・ラドナー選手が英語で選手宣誓したが「しっかり理解しました」と返した杉本会長の言葉に参加者一同大爆笑。和やかに開会式を閉じた。
以下いくつかのレポートも添えて大会の報告をします。
選手宣誓する「BBPPチーム」 ジェイソン・ラドナーさん
リニュアルして 新装なった東京都目黒区中央区体育館
試合はそれぞれに熱戦が続き、予定の5時を過ぎても終わらず、体育館の好意で6時近く迄延長して続行。最後は慌ただしく終了した。
今大会に参加したのは、地元東京の他、千葉、神奈川、埼玉、茨城、山形、栃木、沖縄、北海道(小島会長、木下夏希さん)である。
試合終了後、有志による反省会が開催され記念大会を締め括った。
種市滉平さんデザイの大会プログラム
今大会にサプライズ参加した会長小島が取材した、ミニバレーに関する嬉しいエピソードをいくつか紹介したい。
【1】今回のプログラムの表紙デザインは、「目黒シェフ」チームの種市滉平さん。
彼は現在東京でAIとして活躍しているが出身は、青森県十和田市。そして大学は北海道情報大学であるという。学生時代に学内に「ミニバレー同好会」を設立。初代部長として活躍した人であつた。なんとも嬉しい「であい」である。いずれは十和田市に帰るという。仕事もミニバレーの普及も益々の活躍を期待したい。
東京ミニバレー協会30年の歴史に欠かせない人と言えば、杉本幸二会長です。今回のプログラムには下記のような挨拶が記載されている。そして事務局長として会をしっかり支えてくれているのが、小野田好美さんです。
東京ミニバレー協会小野田事務局長と小島会長・杉本幸二会長
【 2 】 杉本会長挨拶文
『今年は1972年にミニバレーが北海道大樹町で産声を上げて50周年です。そして1992年にこの生涯スポーツミニバレーと「であい」東京ミニバレー協会が発足して30年が経ちました。
そして第30回ミニバレー全国フェステイバル記念大会が開催されますことに厚くお礼申し上げます。
ここまで全国の数多くのミニバレー愛好者の皆さんと楽しく「ふれあう」ことができ、仲間も増えこのスポーツならではの爽やかな人間関係が創成され、他では味わえない不思議な魅力と幸せを「わかちあって」おります。
毎々述べていますが、このミニバレーの考案者の現会長・小島秀俊様「北の夢追い人」は私の「夢ある人生観の師匠」と呼ばせていただきます。本当に恭敬しております。
また当協会は目黒区がはしりですが、発足時から顧問の鈴木隆道先生には、目黒区議会議員・東京都議会議員時代にも心底からミニバレーに対して熱血的な情熱をもらい様々なご支援とアドヴァイスのお陰でここまで辿り着けたものと思っています。そして北海道、沖縄にも何度となく大会に同行され、全国の愛好者に首都圏からの熱いエールをありがとうございます。
私事ここ30年間、ミニバレー中心の日々でした。現在も多くの皆さんにこのスポーツの良さを知って頂き心豊かな人生を醸成されるよう普及活動を続けております。
ふと思うことがあります・・・もし「ミニバレー」にであっていなかったらどんな人生を過ごしていたのだろうと・・・想像できません!
ここに「第30回ミニバレー全国フェスティバル記念大会」を開催するに当り、ここまでミニバレーに深い関心・ご理解・ご支援を賜りました多くの関係者の皆様に心より感謝申しあげご挨拶と致します。』(全文掲載)
【3】 選手宣誓した「BBPPチーム」 ジェイソン・ラドナーさんは
アメリカ人初の B級審判員です
今回選手宣誓した「BBPPチーム」の選手であるジェイソン・ラドナーさんは、アメリカ国籍。日本に来て約30年以上になるそうです。長らく日本で働いていましたが、2018年からイギリスへ。今年からまた日本勤務となり戻ってきました。
東京でのB級講習会を受講して(H29)審判員の仲間入り。アメリカ人としては初めての公認審判員。この日もしっかりと審判をしていました。
【4】ミニバレーと医師の二刀流を目指して研修中
今回混成の「あびマッチっく天国」と女子の「あびあびがーるず」で大会に参加し、ミニバレを家族で楽しんでいる方々にお会いしました。
娘さんの美帆さんは、現在研修医として修行中。お父様も医師です。「美帆さんはどのような道に進むのですか」と問いかけると「整形外科医」と答え「ミニバレーでケガをしないように、もしケガをした場合でも初期治療や復帰へのサポートをして、ミニバレーにも貢献できる医師になりたい。」と涙の出るような嬉しい返答がありました。頑張れ!美帆先生!
浜畑さんご一家と会長(右)
美帆先生、文教大大学院生木下さん(北海道)油川ひとみさん
講習会受講のため上京中の木下夏希さんが北海道から唯一人大会に参加しました
左から「MV久里浜ブラック」の萱沼太一さん・鈴木隆道顧問・萱沼了太さん小島会長
【5】神奈川県久里浜市の「MV久里浜ブラック」の萱沼了太さん、萱沼佐紀子さん木戸悦子さん、
木戸綾香さん、木戸優輔さん親子は久し振りの大会参加。「これからは息子の太一君がしっかりと父
の後を引き継いで続けていきます」と頼もしい言葉が聞かれた。
次世代にしっかりとバトンタッチが出来ることは最も嬉しい事です。久里浜万歳!
【6】開会式には、橋本聖子参議院議員、朝日健太郎参議院議員、鈴木貴子衆議院議員から祝電がよ
せられた。また大会開催中に参議院議員鈴木宗男氏も体育館に激励に来られた。
翌日、参議院議員会館に、小島会長、杉本東京会長、上原沖縄会長の3人でお礼の挨拶に訪問。
鈴木宗男氏と懇談。沖縄大会の参加を約束してくれた。橋本聖子、朝日健太郎議員事務所、また、2
002年(平成14)10月27日ミニバレー誕生30周年記念の「第18回NHK杯全十勝ミニ
バレー交歓大会」が2時間実況放送されたが、その時の実況放送のアナウンサーで現在参議院議員の
和田政宗事務所にも挨拶して帰町した。
参議院議員会館で国会議事堂を背に上原会長、小島会長、鈴木宗男議員、杉本会長
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