日韓関係が険悪な状況にある中、北海道国際交流・協力総合センター(略称HIECC)と北海道ミニバレー協会が共催する、2019年日韓生活体育ミニバレー国際交流受け入れ事業が7月11日から13日旭川市、札幌市で行なわれた。
十勝からは、北海道ミニバレー協会小島秀俊会長(大樹町)と普及指導員島貫洋子(帯広市)が同行し交流を深めた。
この事業は2012年に、日本と同じように高齢化が進む韓国慶尚南道と北海道が大樹町で誕生したミニバレーを通して、相互交流し互いに学びあい活力あふれる地域社会を目指そうと始まった事業。本年で8年目で、4回目の受け入れとなった。
韓国側の一行は慶尚南道体育会ソ・ジョンラク部長を団長に、慶南ミニバレー協会のキム・ジョムス会長他18名が来道。今回は慶南大学の教授も参加した。
11日は旭川市でミニバレー交流。
夜は北海道ミニバレー協会主催の懇親会に臨みゲームや歌で懇親を深めた。
12日はラベンダーが咲き誇る中富良野のファーム富田を訪れ、北海道の夏を満喫。
その後札幌市に移動し札幌ミニバレー協会員と交流。
夜はHIECC主催の懇親会が行なわれた。
懇親会ではHIECC越前雅裕副会長が歓迎の挨拶、来賓の駐札幌大韓民国イ・ビョンホ領事、北海道総合政策部国際局池田和明国際交流室長が挨拶。訪問団代表の挨拶、記念品の交換が行なわれ、小島会長の乾杯の音頭で懇親会に入り歓談。北海道スポーツ協会坂本和彦専務理事が締めの乾杯を行なった。
相互交流で互いに顔見知りの人も多く、有意義な交流が繰広げられた。
特にこのような時期でもあり交流の実施が心配されたが、ミニバレーで結ばれた仲間同士、温かい交流を続け、日韓の心の架け橋となりましょうと来年の韓国での再会を約束した。
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